心が育てる庭
来ました龍安寺(りょうあんじ)。後で石庭を見れば、あっここか!ってわかってくれる人もいるんじゃないかと思います。
門をくぐり抜けるといきなり紅葉のアーケードが広がります。
石です。大量の苔が覆いかぶさっていてもはや石の原型無くしかけてます。。石庭に急ぎたい気持ちを抑えつつゆっくり見て行きます。
苔寺に負けないくらいの苔の綺麗さ。キラキラと光ってるようにさえ見えます。梅雨の時期ということもあって1年で1番いい状態の苔が見られてます。感謝!!そしてメインの石庭へ。
わかります?
砂紋がかなり薄いんです。ぱっと見の印象は、石の数も少ないしこんな主張のない感じでいいのかな?って。なんの変哲もないっていったらその通りなのかもしれません。ただ座ってじーっと見ていると、僕は特にそうなんですけどこの1年でどれだけ苦労してこういった庭が作られているのかわかりました。だからこの素朴な庭からも感じられることがめちゃくちゃあります。正確に言うと庭の作り方がわかったからってよりも仕事の業種に関係なく、色々経験してきている人にには感じられるものがあるんじゃないかなって。年を重ねるごとに感じられることが増えていく庭なんじゃないかなって今は思います。人によっては無になれる庭だって感じる人もいたり解釈はぞれぞれですが、作庭者の北山安夫が唯一目指したとしたら答えを出さないことだったのではないでしょうか。同時に寄り添う庭ってこういうことなんじゃないかなっていう感覚的なヒントももらえた気がします。
方丈の西側もすごい。苔×青紅葉。黄金コンビの組み合わせですね!僕が勝手に決めました。
銭形のつくばい。この文字にもあるからくりがあるんですが、それはあえて言わないでおきます。
杉林と巨石が作り出す不思議な雰囲気。
独特の神秘的な世界でした。
最後に紅葉の合間にくり抜かれた大殊院を見納めて。
正直ここには2年前にも来てたので来なくていいかなって思ってたんですけど本当に来てよかったです。Yasuo Kitayama..これからブログへの登場も増えていきそうです。
承認欲求強め女子にオススメです🤙🌴