今尚進化し続ける庭
外観。天気もよく空も澄み渡っています。そんな今日は円光寺に行って来ました。
まず拝観料を払って渡してもらえるパンフレットがシンプルでかっこいい。中身もすごく見やすく、1P目には英語訳も書いてあってとても親切。こんだけしっかりしてるパンフレットはどこを周ってもあまりないです。きっと魅せ方やどう見られているかを気にかけるのが上手なおしょうさんなのだと思います。
松林をぬけて階段をあがると飛び込んでくるのが
白砂で見立てた雲海の中から今にも飛び出して来そうな龍。奔龍庭(ほんりゅうてい)です。実はこの庭園、平成に入ってからご住職本人がデザインして造ったものらしいです。古いものを守るだけでなく新しい考えを取り入れていくのは素晴らしいことです。簡単にできることではありません👏
中に入ると玄関前に水琴窟のつくばいがあります。水琴窟は手水鉢から流れ落ちた水滴が下に埋まっているビンのようなもの(甕)の中で反響して音がなる仕組みになっています。手前の竹筒に耳をあてるとチロチロリンと涼しげな音が聞こえてきます🎵
十牛之庭。「十牛図」を題材に造られました。部屋から見るとこの庭自体が額縁に飾られたような美しい表情を魅せます。
春の新緑、秋には紅葉が楽しめ、冬に雪が降ると色を消した白の世界が現れます。四季折々を楽しめる庭です。
大胆なもみじの木陰になっている園路は歩いているだけでも気持ちいいです。特に春の風が入って来た時にはもう天にも登るほど最高です🐉是非あなたにも味わってみてほしい。
あと一歩が踏み出せない女子にオススメです🤙🌴