庭ってあってもいいけどなくていい。だけどあったらきっと命にやさしい。
本坊庭園。昭和のクレイジーな作庭家、重森三玲によって作られた東福寺境内にある庭園です。
マインドフルネスっていう健康法が少し前に流行ったけど(ストレスの大半は日常で未来、過去への不安や恐怖を考え過ぎることから来ると言われてる。そこで呼吸や身体の感覚を今現在に集中させる時間を持つことによってストレスを軽減させるっていうもの。日本でいう瞑想的な考えに近い。)
ここの庭の石を見てるとそんな効果もあるんじゃないかなって思います。この石が何を表してるかはわからないけど迫力のある大きな石からパワーをもらえたり、目の前の得体の知れない石に集中することによっていつの間にやらストレスまでどっかいっちゃってる、そんな力をビンビン匂わせる庭園です。
西庭。当時の日本庭園としては珍しい四角い刈り込みを組み合わせたデザイン。苔や屋根の柔らかい曲線があることによって四角い文様がより引き立っています。
からの南庭。西庭のあしめとりのようなデザイン。目線を一気に足元に集めます。
もしこの庭がなかったら、日本庭園の可能性や表現の幅そのものが随分狭まっていたのではと言われるほど、当時としては革新的なデザインでした。
この写真の奥にある渓谷はたくさんのもみじがあり紅葉の名所としても有名です。通天橋(つうてんばし)や偃月橋(えんげつきょう)という橋から見渡せます。
イヤホンどっかいったからまた買っちゃった〜って女子にオススメです🤙🌿