お庭 2.8

日々の庭づくりの風景、役立つ植物の管理方法、名庭、名建築などについて記していきます。

楽天ポイント

最近クレジットカードを楽天カードにかえ、楽天銀行も申し込み、日頃の買い物は楽天Edyで支払い、どっぷり楽天経済圏で暮らすようになった。そんななか迎えた中学の同級生との飲み会、いろんな意味でテンション上がらずにはいられなかった。小銭を持つのをや…

岡山で高木建て込み

去年からやってる岡山の商業施設。今回は、今回も?10mクラスの高木をがんがん建て込んでいきます。建物と建物に囲まれたこの空間に植えていきます。工事の流れ的には高木建て込み→インターロッキング→中低木植栽となります。インターロッキングができてしま…

庭ってあってもいいけどなくていい。だけどあったらきっと命にやさしい。

本坊庭園。昭和のクレイジーな作庭家、重森三玲によって作られた東福寺境内にある庭園です。マインドフルネスっていう健康法が少し前に流行ったけど(ストレスの大半は日常で未来、過去への不安や恐怖を考え過ぎることから来ると言われてる。そこで呼吸や身体…

紅葉で心高揚させていこうよう

コケ寺リウム。一丁前に作品名まで付いています。少し早いですが去年の紅葉シーズンの三千院(さんぜんいん)アップしてきます。メインのお庭。狭いスペースにギュウギュウに押し込められながら高額な抹茶をすすり飲む観光客を横目に黙々と写真を撮ってきまし…

君はロックをすえない

入口前の襖絵が綺麗でした。庭園に出た瞬間に感じます。あっここは天下人の庭だと。広い土地を贅沢に使い。大小の石をあちらこちに散りばめ。石をこよなく愛した秀吉らしい庭です。池をつくり豪快に滝を流し、広い縁側から見る景色は贅沢の極みです。たぶん…

コンクリートに囲まれグリーン

今年一最高品質パンフレットきました。東本願寺、渉成園(しょうせいえん)です。フルカラーで見所などが詳しく載っています。手前が臨池亭(りんちてい)。奥の建物が滴翠軒(てきすいけん)。縁側を張り出すことによって池との立体感が強調されてます。夜になる…

VR庭園

ではないんですが!がんこ 高瀬川二条苑。という日本料理屋さんのお庭を見させてもらいました。高瀬川の源流となる小川が流れています。ここのお庭の特徴はこの水量の多い小川。庭園東にある鴨川から取り込まれた水はこのまま下流へと流れていき高瀬川となっ…

誰かと作った何かをきっかけに創ったモノを 見ていた者が繕った何かは いつの日か愛するものが造った何かのようだった

子供だって上手いんだもーん飲んだらこう言っちゃうよー♪平安神宮ぅー!!えーっと笑いに厳しい方、この先お断りなんで今すぐスワイプするその指を止めてやってください。無愛想な受付の女から渡されたチケットを鼻くそほじった手で受け取り拝観スタートです…

浄化された空間

ここ泉涌寺(せんにゅうじ)は山々に囲まれているということもあり、境内は清らかな雰囲気が漂います。庭に出た瞬間うわぁっと仰け反ってしまいました。それくらい紅葉の青々しさ、静かな池の感じ、とても綺麗でした。秋にこの紅葉が色づいたら、、、っと思っ…

心が育てる庭

来ました龍安寺(りょうあんじ)。後で石庭を見れば、あっここか!ってわかってくれる人もいるんじゃないかと思います。門をくぐり抜けるといきなり紅葉のアーケードが広がります。石です。大量の苔が覆いかぶさっていてもはや石の原型無くしかけてます。。石…

異空間

ここに来るとやる気に満ち溢れていた2年前を思い出します。桂春院(けいしゅういん)に久々に行ってきました。禅宗のお寺妙心寺の塔頭(たっちゅう。高僧の死後、寄り添ってたてた塔、庵などの小院)です。侘の庭(わびのにわ)ため息漏れそうな光景です。手前の柱…

キャンプ熱そそる庭

ここも2年ぶりです。妙心寺塔頭、退蔵院(たいぞういん)写真は元信の庭です。中に入って右手に陰の庭。左手に陽の庭です。明るい石と暗い色の石を使いわけることで陰と陽を表現しているわけです。しだれ桜の支柱が独特で渋いです。水琴窟(すいきんくつ)。鈴の…

ひーひーひーひーひじいちゃんくらい

雨上がりで延段が輝いていました。優雅に流れる滝check one twoして中へと入っていきます。今日紹介するのは三宝院(さんぽういん)。ここの特徴は各部屋ごとに表情が変わるお庭です。どの部屋を見てもそれぞれにドラマがあります。中でも客殿から見えるこの立…

光の伝道師

今日紹介するのは真如院(しんにょいん)十六羅漢の石庭。受付で拝観料を払うとスタッフの方がお庭について教えてくれました。お庭を見に行く時大事なのはどの宗派のお寺なのかをざっくりとでも知っておくこと、そして季節や時間帯を変えること。この2つを意…

白沙村荘

ハクサソンソウ。と読みます。日本画家・橋本関雪が自身の制作アトリエとして自ら造り上げました。庭園内は梅雨の時期ということもあっていい具合に湿って苔も綺麗でした。この石橋についた苔がたまらないですね。如舫亭(にょほうてい)茅葺の四阿(あずまや、…

砂紋の奥深さ

大徳寺龍源院の滹泥底(こだてい)。波紋がとてもリアルに表現されています。究極のミニマリズム。日本一小さな禅の石庭「東滴壺」とうてきこ。一枝坦(いっしだん)の庭。とても深く砂紋が引かれているのにどこか柔らかい。本当に波が寄せては返してくるようで…

写真禁止

でまさかの大徳寺大仙院は紹介できないんですが入口近くですごい形のマツ見つけたんで金八先生のやつ。人も木も苦しい時は一緒なんですね。すんごい生命力!根っこのあたりからも生きる気力みたいなものが伝わってきます。ほぼほぼ倒れてますからね。おもし…

達磨寺(だるまてら)

ここ法輪寺(通称達磨寺)はたくさんのだるまが置いてあることで知られています。大きなものから小さなものまでいろんな種類のだるまが奉納されてます。ここまでくるとだるまの定義ってなに?ってことになってきますね。楓が青々とした十牛の庭です。そして一…

舐めてました

潮音庭。早速いきますが北山安夫(龍安寺の枯山水庭園をつくったことでも有名です)によってつくられた建仁寺の庭園です。中央の築山に石を据え四方から寄り添うように紅葉を植えたシンプルな庭園なんですがどの角度から見ても優美でかなり惹き込まれました。…

迷ったらここ

東山の少し北に面した場所にその庭園はあります。無鄰菴。ここは大正時代の政治家、山県有朋(←庭づくりが趣味)がデザインし並河靖之庭園でも紹介した七代目小川治兵衛がつくった庭園です。東山の借景や山県有朋の故郷山口を模したと言われる自然風景式の庭園…

画伯とはこのこと?

「時代が変わればロックも変わる」世界的ロックスターデヴィット・ボーイが愛した庭、正伝寺。比叡山の借景庭園です。味気ないといったら味気ないかもしれません。 普段あまり襖絵とかは写真に撮らないんですがあまりの迫力にたくさん撮ってしまいました。帰…

そうだ西村家庭園に行こう。

今日は貴重な社家(代々神社に仕える神職の家柄)の庭園様式が残されているお庭、西村家庭園を紹介してきます。上賀茂神社から昔の京都らしい町並みを東に行ったところにあります。廊下を抜けてメインフロアへ。川の流れと飛び石のバランスが絶妙で思わずぴょ…

雪舟×庭=逸話

今日は懐かしいシリーズの芬陀院。2年前に京都に来ることに決めてから巡ったお寺の一つです。中に入ると平日だということもあって貸切状態。外はすごく暑かったんですけど気持ちい風が入って来てたのを覚えてます。水墨画で有名な雪舟がつくったと言われてい…

ねねサロン

誰もが知ってる豊臣秀吉の妻(ねね)ゆかりの高台寺、圓徳院行って来ました。 門をくぐり中へと進んで行きます。白砂による枯山水庭園となっている南庭。大きく息を吸って景色に身をゆだねれば波の音が聞こえて来そうです。渡り廊下から見える裏庭も静かに迎え…

和み

今日は近代日本庭園界の先駆者、作庭家である七代目小川治兵衛、通称植治の代表作、並河靖之(なみかわやすゆき)七宝記念館に行きました。中に入るとすぐ目の前にやかんを手水鉢に見立てたつくばいを発見。からのこれまた特徴のある手水鉢。建物に入り庭を見…

一面緑の世界

今日紹介する西芳寺、通称苔寺は拝観するのに往復はがきによる事前申し込みが必要で中々行けてなかったんですが、今回友達が取ってくれたんで一緒に行って来ました。まずは庭園を周る前にお経を聞き、願い事をお札に書きます。みんなでお経を音読するような…

The 名庭

今日は多くのファンに今尚愛され続ける名庭桂離宮に行って来ました。園内に入って早速目に飛び込んでくるのが敷き詰められたこぼれいし。この石どれも平らな面を上にして敷かれていて歩きやすいように考えられています。しかもこの道真っ平らではなくかまぼ…

雨の日に映える庭

ここは三千院、妙法院と並び、比叡山延暦寺の山門跡の1つ青蓮院。そして写真にどでかく写ってるのが青蓮院の名物クスノキ。おそらく20mくらいはあります。早速中に入り見渡した庭は青い池(龍心池)が印象的。たくさんの組まれた石たちが雨に濡れるとまた一味…

今尚進化し続ける庭

外観。天気もよく空も澄み渡っています。そんな今日は円光寺に行って来ました。まず拝観料を払って渡してもらえるパンフレットがシンプルでかっこいい。中身もすごく見やすく、1P目には英語訳も書いてあってとても親切。こんだけしっかりしてるパンフレット…

リベンジ果たす

約2年ぶりに曼殊院に行って来ました。前回来た時は屋根の修復工事のためちと悔しさの残る拝観だったので今回は鶴島も堪能できて感無量です。前回。今回✌️ちなみに手前の低いマツを亀に見立てて亀島、奥の背の高いマツと横に伸びているもう一本で鶴に見立てて…