光の伝道師
今日紹介するのは真如院(しんにょいん)
十六羅漢の石庭。
受付で拝観料を払うとスタッフの方がお庭について教えてくれました。
お庭を見に行く時大事なのはどの宗派のお寺なのかをざっくりとでも知っておくこと、そして季節や時間帯を変えること。この2つを意識することで庭をもっと楽しめると。季節や時間によって太陽の光が差す方向が変わるので庭も違う表情を見せます。光の当たり方や影の出来方など意識したことがなかったので、とても貴重な視点でした。曇りの日にはそれが目まぐるしく変化します。影ができたりなくなったりと。色んな庭を知るにつれて雨がだんだん好きになってはいましたが、曇りの日にもまた楽しみができました。
逆に季節や時間の変化を楽しめる庭であればもっともっと庭をもつ人も楽しんでくれるってことですね。
そんな話を聞くと、もう目の前の杉の木の影さえも意図的に感じられます。実はここのお寺、襖絵がとても綺麗です。春夏秋冬、その季節の特徴を銀に塗られた襖に表現する。銀の襖絵に描く絵?ってあまりイメージはわかないかもしれませんが、見たときには銀ってこんなに色を引き立てる力があるんだっ思ったほど素敵でした。部屋によって光の当たり方が違うことも配慮して描かれたとのことです。
入口横のしだれ桜も立派でした。春に来るとまた違った感動があるのかもしれません。
暇さえあれば語りたい。そんな男子にオススメです🤙🌴