お庭 2.8

日々の庭づくりの風景、役立つ植物の管理方法、名庭、名建築などについて記していきます。

和み

今日は近代日本庭園界の先駆者、作庭家である七代目小川治兵衛、通称植治の代表作、並河靖之(なみかわやすゆき)七宝記念館に行きました。

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中に入るとすぐ目の前にやかんを手水鉢に見立てたつくばいを発見。

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からのこれまた特徴のある手水鉢。

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建物に入り庭を見渡すと落ち着いたどこか懐かしい雰囲気が漂います。写真の左側に見える大きなマツ。これは庭の中央にアカマツを植えるという植治のスタイルらしく、この庭のほとんどの木が植え替えられてしまった中、この中央のアカマツは当時のまま残されているとのことです。

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縁側に腰掛けると自然と昔話で盛り上がるような、そんな時間が流れていました。

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池が建物の下まできているのも見ものです。建築と庭の融合というか。ガラス戸から見下ろすとあたかも池の上に建物が浮いてるような、そんな庭との一体化を感じられる作りになっています。

この池がプールで、縁側をウッドデッキなどにしたら少し海外寄りな、子供も楽しめる今風な庭になるんじゃないかなーとも思います。

国内便乗るのにやたらと早めにチェックインしたがる、ちょびっと心配性な女子にオススメです🤙🌴